玉津地区は40代以下の若い後継者が約45名もいる、全国でも大変珍しいみかんの生産地です。
それでも農家の高齢化を進んでおり、高齢化による耕作放棄地の対策として、
若手農家で園地の管理を請け負い園地を守っていけないかと数年前から構想していました。
それが今回の豪雨災害により、
被害を受けた園地を手放す人が増えてはいけないと動きを加速させ
株式会社玉津柑橘倶楽部の設立に踏み切りました。
元の姿を取り戻すためにはまだまだ時間はかかりますが、
みかんと共に歩んでゆく次の50年、100年を見据えて。私たちは決して諦めません。
代表挨拶
私たち玉津柑橘倶楽部は、日本でも有数のみかん産地である宇和島市吉田町玉津地区のみかん産業を、50年100年先まで元気な姿で残していく為、様々な形で農家を助けていく組織として、若い農家が中心となり設立しました。
営農事業においては、高齢農家の農作業のお手伝い、耕作放棄地の活用、人手不足解消の為の人材確保。
販売事業においては、柑橘の販売、自然の恵みを活かしたみかんジュースなど加工品の製造と販売。
SNSや、積極的なイベントなどへの参加を通して、玉津みかんをより多くの皆様に認知して頂く広報活動。
産地から消費者の皆様まで、玉津みかんに関わる全ての人々が笑顔になるよう、日々努力してまいります。
2018年7月7日の西日本豪雨災害では甚大な被害を受けました。
その際頂いた、全国からの数多くの温かいご支援で玉津地区は前に進む事が出来ました。
ありがとうだけでは到底伝えきれないこの感謝の気持ちを、これからの元気な玉津の姿、そして美味しいみかんで伝えていければと思います。